私事ですが
21年間一緒に過ごしたネコが先週末旅立ちました。
老衰だとは思うのですが
亡くなる当日の朝まで歩いて(かなりゆったりですが)いて
そろそろ寝たきりにでもなってしまうのだろうか、と考えている1日目にそのようになり
逆にどれだけ孝行なのか、力の入る、ギリギリまで気丈に振る舞ってくれていたのだ、と驚いています。
私が実家で親と過ごした時間よりも長く一緒にいたので
正直今の時点では悲しみは絶えることないですが
この手のなかで看取ることができたこと
21年を一緒に過ごせたことは
宝石のような輝きで心の中に残り、そして多分
その輝きは失せることがないのでしょう。
(世の常である別れ。きっと多くの方がこの気持ちを知っていることなのでしょう)
亡くなるまでの数日間食事を取らなくなり、亡くなる1日前、
かかりつけ医にも診てもらいましたが
その病院の中でもトップクラスの高齢ネコとのことで
いつでも名前を言えばすぐに話が通る、という状態で(その病院には感謝ばかりです)たぶんちょっとした名物になっていたのかもしれません。
今回、なぜここに今回亡くなったことを書いたかというと
私たちの楽曲に参加しているアーティストでもあったからです。
そう、ご存知の方もいるかもしれませんが私たちの曲、「犬と猫」の最初にロックなシャウトを入れているあいつです。
(本人にとってはミスタームーンライトのようなものでしょう)
あこなでしこ発売時に
おまけを手に入れた方は解説書にそのネコについて少々記述があった(当時14歳など)のをみたことがあるでしょう。
私はここ半年くらい激務に追われ、それが続いている最中ですが
最近は家での作業もかなり多く
そのおかげ(あと本人がすごく頑張ってくれた)で最期を看取ることができました。
この状況には感謝のしようがないくらい感謝で
今の環境でなければ絶対に看取ることは無理だったので
それはとてもとても幸運だったのだと感じています。
弔いに
「犬と猫」そして必ず来る別れの際に気持ちを伝える「君のそばで」
を聴きました。
長く一緒にいてくれたことに感謝を。